イギリス映画『セブンサイコパス』をアマプラで観ました。微妙に低評価なのが納得出来なかったですが、個人的にはクリストファー・ウォーケンが出ているというだけで観る価値あり。ましてタイトルがタイトル!
ただ、評価が低いのはちょっと解り難い部分も。あと、タイトルからして阿鼻叫喚を期待していたら置いて行かれるかも?
わたしは大体のトコを知っていた(探偵小説始めに解説から読む+で、解らないと終りの方読む論外タイプ)ので、期待していたのはウォーケンがどんな怪演をするかでした。
実際出て来る"サイコパス"はただ一人。主人公(?)コリン・ファレル演じるぼさ~っとした脚本家の友人たるヒャッハー系。
ウォーケンは‥何て言うんだろう、寸借詐欺師みたいな犬泥棒("見つけました!"と飼い主に返して礼金貰う)。唯、ちょっと怖い過去が仄めかされるけど(上画像)…
それを言ったら本当に皆サイコパスじゃない(ヒャッハー1名除いて)。
いまどき何かヘンな事件があったら兎に角「サイコパス!」って表現しがち&そういうアメリカ映画へのアンチテーゼなのかも‥というのは深読みしすぎかな?
しかしウォーケンの役、すごく良かったし他のサイコパスと名指された人達も悪人であれ理由があって面白い映画でしたヨ。
続いて態々レンタルして観た『イコライザー2』。
1が面白かったのでさぁ今回は‥と思うや空気が違う!デンゼル・ワシントン演じるマッコール、今度は目が冷たいというか悪を制するにしてもなんだか‥なんだか‥
コレなら『ジョン・ウィック3』レンタルした方が良かったかも知れないという、それこそ『7サイコ』コリン・ファレル演じる脚本家が言ってた「暴力はいやなんだよ」な『イコライザー2』。そりゃ『1』でも暴力はあったけど何か違うのヒトコト。勿論いいシークエンスもあったけど…損した?