謹賀新年・この正月野郎

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 明けましてお目出とう御座います。
今年は子年。日本では「干支に猫が入れなかったのは鼠にダマされたから」というウワサ(?)がありますが、他国では"猫年"があります。
 調べてみるとベトナムチベット、その他数国にありましたがその位置は日本でいう"卯年"!わたしではありませんか!.....ってまるで卯年とはわたし個人のもののような言い草.....そも干支のメンバーになった動物に何かトクする事でもあるのでしょうか?

 去年の話(昨日のこと)になりますが、年越し蕎麦を皆様、召し上がられたでしょうか?

 わたしは面倒なのでミニチキラーでいいかと軽く考えていたところスーパーでも商店街でも「年越し蕎麦販売コーナー」が随所で人だかり。そのセット内容がまぁ大抵"海老天麩羅+蕎麦+つゆ"。
 大体こういう時の海老天麩羅というのは殆どがコロモ。でも一応本体はあるし、温い蕎麦のつゆで美味しく感じるのはコロモ。わたしとて多分一昨年の年越し蕎麦はその類だったに違いありません。
 するとそこに「鰊(ニシン)蕎麦で年越しを」という画期的な商品が!勿論、専門の蕎麦屋などではなく場所はダイエー。普段そんなモノ売ってないのに‥というかファンがいるのでしょうか?わたしが気づかなかっただけ?
 そこで思い出しました‥小学校のころ、家族で京都に行った時、父が!あの偏食な父が鰊蕎麦を食べていた事を!で、購入。
 実のところわたし自身は鰊蕎麦というものを食べた事は無く、これが初体験でしたが滅茶苦茶美味しかったです(右画像)
 そも考えてみれば故人に年越し蕎麦の意味はあるのか?などと理屈を考え出し、小さい器で父&ご先祖さんにお供えしていた分もおさげしてマイ・100均カップに投入→チンして食べた程!

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 ナドナド長々と去年(昨日だけど)の話をしたのは肝心というか元旦に於ける特別な何かがナイから‥お節料理というのがそもそもそうねぇ‥いつもゴマメの田作りは作ってたけどそれすらもう。
 お雑煮すらお餅+永谷園のお茶漬け海苔です。ただ梅玉だけはあと父とご先祖さんのお神酒(上画像)
 まぁ初詣だけはとりあえず。無神教とはいえ毎日お参りしている兵五郎大命神お稲荷さん(右画像)に。
 家族が皆一緒で元気だった頃は駅前の八幡さんとか宝塚にある清荒神さんとか行きましたが、そんな所に一人で行くというのも如何なものかと。
 で、お稲荷さんの帰り、ダイエーのクーポンが今日から3日迄なので猫のフードを買いに。ロルジョルジュが好きなホシカマ(薄くスライスされたかまぼこのようなもの)が高いので昨日もう無かったのに今日迄お二人さんには我慢させたという‥まぁわたしが食べても割と味が感じられる程だし常食させていいものかどうか微妙な所ですが、ソレを。
 人間用の食べ物なぞとてもとても。クーポンなぞ焼け石に水というかお正月は皆で集まってゴチソウを食べる家が多いとかまぁイロイロあるからでしょうが、量が多かったり何せ高い!

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 そんなこんなで猫ーズとわたしはジミーな正月をおくりました。
 いいのです。漱石吾輩は猫であるの中でも主人公の"猫"が近所で"車屋の黒"というガラッパチながら体格のいい黒猫から「この正月野郎」と何の事でか馬鹿にされるも意味が判らず(わたしも判らん)"猫"が「正月野郎とはどういう意味だい?」と訊くや「そんな事も判らねえから正月野郎と..」とまた馬鹿にされるシーンが。
 
 それが何だ、というと先日(去年)知り合ったゲイのニキと仲良く「お正月は2人ともボッチだから鍋しようよ♪」なぞと浮かれていましたがほんの2日前、割と下らない事=ネット通販に関して、で口喧嘩になり若干ムシャクシャした気分があったので思い出したまで。
 比較的温厚で滅多に声を荒げるような事のないわたしが怒鳴るのですからその時はかなり腹が立っていましたが、若しかしたら"今年の汚れ今年のうちに♪"だったのかも、と、いうかムシャクシャを新年に迄持ち越さないというナイス喧嘩だったかも知れません。
 え?ニキ?知らんよ‥比較的近所に住んでるのでもしまたバッタリ会ってもお互いスルーでしょうが、またいらん事言ったら「うっせえ、この正月野郎!」と言ってみるといいかも知れませんネ。
 
 さてこの2020、わたしにも皆様にもよい年となりますように☆