実写化・中原昌也ワールド

 先ずはご報告・春頃から"どうも目にゴミが.."と思っていた所、眼科に行くと「軽い飛蚊症ですわ、ヒドなったらまた来て」との事。どんな感じかと言うとこんな感じ(右画像)。コレ、ノートPCの蓋の上を猫ーズが歩いた足跡なのですが、右目がこんな感じ。作業的なコトをしている=視線が一点集中しているとそうでもないのですがキョロキョロすると気になる。SNSでは「白い壁や雪原とか見てると酔う」とか「40代頃から始まり本が読めない」等々被害差はあるようですがわたしは初心者のようです。
 あと、6/16が父の日なのに1週間間違えて6/9にステーキとナポリタンを(左画像).....いつも父&ご先祖さんへのお供えはケーニヒスクローネの焼きプリン器にしているのですが、近所のダイエーの3F・100均キャン・ドゥで"矢張り皿くらい.."と思い小さいの買いましたが以上、最近の経年劣化。

 さて中原昌也ワールド。この人は"暴力温泉芸者""HairStylistic"といったノイズ系アーティストでもありエリエリレマサバクタニという映画では人類に蔓延する自殺病治癒になるノイズメーカーとして浅野忠信とタッグを組んでる人として出演。2006年の映画ですが、割とリアルタイムで観ました。多分TSUTAYAでレンタルしたのではないかと…
 は、兎も角、中原氏(多分現在40代かな?)の真髄は初期・大江健三郎の短編に通じるもののある理不尽な謎展開を見せる小説!カッコ良く言うとヌーヴォロマン系とも?
 そんな小説世界がリアルとして出現したのが近所の商店街にある『パンダ食堂』。
 先ずこの屋号が謎。中国にタンタン返還言われてるし"2度と神戸には貸さん"発言も…飼育失敗続きだからか?
 確か以前は神戸市議だかのボラ施設だった場所。今、昼はオンリーワンメニュの定食を出している。しかし生ビールやチューハイの幟が立っているので訊いてみると「晩はいろいろあるし。煙草?吸えるよ!夕方から来て」との事。
 その時中を覗くと(暖簾のみ・ドアはなかった)4人掛けテーブル×2と2人掛けテーブル×1..おっさんと爺さんが3人バラバラに座ってボンヤリとしており入り口脇には「ナントカの話をする人立ち入り禁止」という張り紙…ナントカというの失念ですが"政治・宗教"系ではない…

 3時からやってる「正宗屋」はマダムが無愛想..4時からやってる「高田屋」は美味しいが叔父に会う危険性がある...というので新規テリトリ開拓の為もあり先日午後遅くJR六甲道近くの安いお菓子屋に行った帰り入ってみると其々のテーブルに1人づつおっさん。1人はスマホ・1人は読書、2人掛けにはヤケにオシャレなお爺さんが赤い何かを飲んでいる。店主は「煙草やんね」とスマホ氏のテーブルに灰皿を。
 白いプラ板に書かれたメニュー(?)を見ると200~400円の"独居おっさんが取敢えず誂える"系が書かれており、わたしはスグ帰るつもりでもあり200円の目玉焼きとレモンチューハイを注文し、ボンヤリTVを。前述の2店もだがここもNHK。CMがないからかも知れない。そこで「関西の梅雨は再来週あたりです」という情報を入手。目玉焼きは卵2ヶ+キャベツ「一応塩胡椒してるけど」と店主、見るとケチャップが。
 「あー暑なったらコインランドリーもアレやな~マスター、生!」とニューカマー登場、スマホの仲間らしくわたしの隣に座り、生ビールが来るとスマホと乾杯し「お初!買い物帰り?」とわたしとも乾杯。「いつもダイエーで見るけどファッションの仕事?でも変わった墨やね、ソレ~」とフレンドリーなので「あの、ペンダント裏返ってません?」と気になってた事を告げるとスマホも笑いコインランドリーも急いで着け直し…

 コインはその日わたしが着ていたフォリオというモデルクラブのTシャツをフィリオ(正しくはフィリヨ)と見間違えそこから話は長くなるし極真空手の話で"姐さん"呼ばわりされるのですが(右画像)

スマホパピヨン犬6頭のオーナー"親父も自分も息子も戌年やし犬やなぁ!マンションで煩い言われるけど知ったこっちゃない!"
●コインランドリーは柔術の道場主でシルバーアクセに一家言持つらしいがわたしをダイエーでよく見たりコインランドリー使用というのが何となく謎ながらスマホグレイシーと撮った画像を見せてくれたり
●ちなお二人とも元・構成員とかで背中のお見事な龍を(スマホで)見せてくれたりパピヨンの画像も…しかし2軒隣の高田屋アンチで何が気に入らないかと言うと「素人が大口叩いとる」(え?今はカタギじゃないの?)
●マスター事おっさんは「店は趣味」とですと・何故かロードレーサー(自転車ロードバイクの競技)のような服装

…そして何より中原ワールド的であったのはスマホ改めパピヨン氏が「遅なりましたが一杯!」といいちこを注いでくれたりでトイレはというと店スペースの奥の真っ暗な倉庫的な場所にありながらもキレイな洋式でそこにも"2時間以上の滞在はお断り"という張り紙…勿論トイレに、ではなく店に、でしょうがわたしの着いた席は結構長居だった気も。しかし卵×2+キャベツというのはなかなか応えました。
 しかし柔術道場主氏は結構なお年のようだし小柄だ。わたしでも勝てそうな気が…しかし朝倉未来氏もパッと見華奢だが強いのでユメユメ道場には行かないでおこう。

 家に帰ってから"山掛け鮪"して食べました(左画像)。わたしがケチだというのは画像左下に写っている"水分補給"というジョルジュ用のパウチ¥105を買うか迷ったところ。気に入らなかったら食べないので…でも気に入ったようです。
 
 謎店『パンダ食堂』、次はカメラ持参でいろいろレポートしたいと思いますが、カメラ禁止だったりして…あまりにも謎が多すぎる。