実存を省みる…

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 母の入ってるリハ施設の向かいに大きいホールがあり、日曜は大抵何かやってるので母の日の翌日(5/13・月)どうせ在所隠蔽中の妹さんが花は送ってると推測されたので近所の商店街でカワイイ袋に入ったフィナンシェ購入し、ソレを持って行った。
 案の定、花はあった。ちな5月11(土)&5月12(日)はTUBEというバンドがコンサートやってた…ちょっと暑くなると湧いてくるバンドという事しか知らないケド、人気あるのかな、今でも… 施設の事務所でウロウロしている謎テリアのラブさんはもう吠えなくなったけどカメラにはそっぽ。しかし犬の毛って硬いなぁと思う。
 その帰り、ちょい前に景徳鎮(勿論お土産品的レプリカ)の黄色いご飯器を買ったのはいいケドその時悩んだ黒いのを自転車で探しまわるというユメを見たので黒いのを南京町にて購入。南京町、GWはラッシュだったものの普通の月曜はパラパラの人出ではあれ屋台の客ひきは熱心。お店に入って食べるよりは量も適度だし安いけど、なんだかちょっと。
 因みに"南京町151周年"と謳っていますがわたしが中学生の頃は違ってた。外人向けバーが並ぶちょっとダークな所だった…最近久し振りに読んだ黒岩重吾の短編集『飛田ホテル』に収録されている"口なしの女たち"という短編で描かれる風景がリアル。本当に聾唖女性が集まるクラブがあったかどうかは謎ですが。

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 そんなこんなで昨夜はアマゾンプライムで何故か上ってた『怪物團(フリークス)』を久し振りに観た(初めて観たのは学生時代・その後も何度か観ている)ところ関連オススメで『さよなら、人類』というよく解らないけど面白そうな映画を観たらコレがもうスゴかった!どう凄いかというと不条理世界過ぎ!
 言語からしてどうも北欧の映画ダナと思うとスゥエーデン。アキ・カウリスマキ的な笑いがあるんだけどワケの解らなさはロブ=グリエ原作の『去年マリエンバートで』と肩を並べるかな?『イレイザーヘッド』の不条理世界にも通ずるものが。
 兎に角面白い映画でした。原題は『実存を省みる枝の上の鳩』。邦題ヒドイ。4年前に日本で公開されているらしいけど『バードマン(なんちゃら..)』をフルで表示したのならコレもそうすべきだったんじゃないかな?
 ちな予告編

映画『さよなら、人類』予告編
 昔『ドレス』だったかというコレも北欧の映画をWOWOWで観ましたが、アレも一風変った映画でした。小説で例えるなら中原昌也的…中原氏の小説も大概不条理で面白いのですが。

ps.ちなこの予告編、ナレーションが板尾創路というのが何とも!!!!!!!!!!ダウンタウンの「ボケましょう」でも群を抜いてシュールというか面白いです。多分、松本より面白い。こんな感じ

TV)(お笑い)ダウンタウンのごっつええ感じ ボケましょう(ガソリンスタンド・学校編)