グラマーアイドル/ピアノ

 近所の商店街に『シベリアの味』という謎店が出現した事は以前書きましたが、am11~18/日・水定休日というおやつ的な営業?以前は日・月定休日でしたが5m程山側に揚げ物で寧ろ有名なMという肉屋があり、ソコが水曜定休なのでウチが休みの時に営業するな!という話が出たのかMが休んでいると人が来ないというネガティヴな理由かは不明..ながら定休日変更。
 昨日はボルチ(ボルシチが正しいのかな?)240円を購入(右画像)。美味しかったのはいいのですがロシア食といえばビーツ!の、そのビーツがどうもじゃが芋的な食感でコレはどうした事かと思い調べてみるとビーツ=赤蕪というのは間違いでビーツは蕪系ではナイとのことでした。若しかしたら初めて食べたかもしれない。また食べたいですが大雑把に言えばじゃが芋+玉葱の味噌汁に大蒜と何か入れたら安くつくという気も..まぁ味噌味ではないのですが。

 先日お試しに貼り付けてみたこの画像(左画像)ジョルジュが捕って来た虫は兎も角、その陳列台が坂本龍一『HARD REVENGE』というレコード時代なら12inchミニアルバムといった感じ?『SWEET REVENGE』に収録されている(そっちは聴いてないので不明)4曲のリミックスが収録されています。1994リリースとありますが多分わたしは(95の震災もあったし)かなりアトに中古で買ったのではないかと..当時はJAZZ⇔CLASSICの時代でした(個人的に)ので..
 ジャズは本当に音感と即興能力が必要なジャンル、そこで感銘を受けたのは山下洋輔氏

山下洋輔氏母校でボレロ
 氏はフリー・ジャズにカテゴライズされる方ですが..そういうカテゴライズも割と無駄というかそんな事言ったらセロニアス・モンクなんてどうするんだという気も。もうその人がひとつのカテゴリーとなるのが成功でしょう。例えばマル・ウォルドロンという天才がいるのですが「あぁ、あの"LeftAlone"のヒト?ヘタだよね」なんていうヒトが偶にいますが何も解ってないとはこの事・こういうヒトに限って"MyFavoriteThings"をコルトレーンの曲と思ってたり。アレは『サウンドオブミュージック』の挿入歌!

 クラシックでもグレン・グールドというと「バッハ・ゴールドベルク変奏曲のヒト」とか..まぁ凄く売れたレコードではありますが、何故売れたかというと独特な解釈があるからです。
 グールドの解釈には好き嫌いがキッパリあるとは思います(実際バーンスタインのピアノ協奏曲でモメた)。解り易い例ではベートーヴェンのソナタ、わたしも始めに聴いたのが偶然にもグールドではなく他のピアニストなら「?」かも。
 そのグールドですがCBC(?)カナダ放送局のアーカイブにある映像がDVDで発売されてますが「よく喋る人だなぁ!」と…コレはラヴェル(またラヴェルか)の"LaValse"を弾くグールドですが、「この曲を思いついたのはラヴェルが大戦中救急車の運転手をしていた時で(中略)で、オーケストレーション、ピアノではデュオ、ソロとありますが、これはグールド版(ニヤリ)」

Glenn Gould - Ravel, La Valse (OFFICIAL)
 これは普通に弾いてもかなりの難曲なのに…
 グールド本人はジャズやロックを否定し、中年以降コンサートやリサイタルを避け自室にて録音作業となりましたが、わたしが思うにそれは若い頃より太り、禿たからではないかと。ただもう少し長生きしていればPCやネットの時代に辿り付けただろうのに(絶対好きだったと思う)と思うと残念です。

 おまけ・遊びたいのか遊びたくないのかわからない猫ーズ↓

KATZE 31"DasPlaner!"