病院嫌い

 猫の誕生日。親猫から産まれた瞬間を見ていれば兎も角ですが、そういうのは由緒正しい血統がシッカリした猫だけではないでしょうか?
 我が家のジョルジュは大阪は緑地公園にて幼少の砌ボランティアに兄弟と捕獲されネットの『里親探し』ページにて出会い、幸いにも譲り受けた子です…(幸いにもというのはネットの『里親探し』では仔猫の画像をウpしてしかし「あ、その仔はもう里親さん決まったんですよ、ちょっと大きいけどこんな仔もいますよ」とどでかい猫を紹介する輩がいる。大杉漣の出てた猫映画でもそういうシークエンスがあったけど、アレは本当の事)
 お稲荷で保護した元祖ジョルジュがその夜に逝ったので、探した仔猫、勿論名前はジョルジュ・バタイユのジョルジュに決まっていましたが、誕生日は動物病院での体重測定で「4月末頃やね」というので昭和天皇の誕生日に設定しました。

 それはいいのですが、コイツが病院嫌いで困っています。
 
 割とボンクラな男性が、それも成り行きで猫を飼う漫画『ニャアアアン!』(左画像)はネットでもマメに見ていて面白く大好きなのですが、しかし!…この飼い主はボンクラっぽいものの、ちゃんと猫を病院に連れて行っているだけ偉いというか、反抗的なぽんた(先住猫)にしても其れなりに大人しく病院に行っているし、寧ろボンクラなのはわたしかも?

 ジョルジュは病院に行く、その前にキャリー(右画像)に入れようとする段階に於いて全力抵抗。5.6kg余ある暴れる獣を押さえつけるのは大変です。
 病院の診察台でも唸り暴れるのでネット(洗濯用のアレ)に入れられます...そんなジョル、病院に行っても体重測定と血液検査が関の山。もう9年ですからシニア検査(CTとかレントゲンとか)受けさせたいのですが...
 まぁ姉貴であるわたしがそも54になるまでロクな検査を受けていないので言えた立場ではありませんが。